大滝詠一さんの新曲「So Long」の秘密



2020年3月10日に「Happy Ending ~special movie~」が公開されました。

この動画のラストでほんの一節、大滝詠一さんの未発表曲「So Long」が流れたのです。

今日現在も聴けるのは、その一節だけ…。


一聴しての印象は、、、「雨のマルセイユ」とサウンドが同じだ!

しかも、動画で聴ける範囲では、その「未発表曲」は「雨のマルセイユ」とコード進行も同じ。

私は、てっきり「雨のマルセイユ」のミックス違いのオケをバックに、大滝さんがメロディ違いの曲をつけて歌っているのか、と思いました。


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しかし、「雨のマルセイユ」が収録されている、市川実和子の1999年のアルバム「Pinup Girl」をあらためて聴きなおしてみると…。

「未発表曲」と「雨のマルセイユ」とは、キーが離れすぎていたのです。

これは同じ演奏のオケではない、ということを意味します。

つまり、テンポもサウンドも曲調もそっくりな2曲を、市川実和子のレコーディング当時に録音していたと…!?


驚くべきことに、、、

♪いつかまーた逢えるねっ 二人歩いたみーちーで 

という「未発表曲」の歌詞は、なんと、アルバム「Pinup Girl」に収録されている「22才のMellow」(作詞:小野小福、作曲:平松愛理)と同じだ!ということにも気づきました。
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さらに、この「22才のMellow」の歌詞の構成は、「雨のマルセイユ」とピッタリ完全に一致しているのです。

両曲の作詞者の小野小福さんは、意図的に同じ構成にした「姉妹詞」を書いたということになります。

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想像するに、「雨のマルセイユ」と「22才のMellow」=「 So Long 」の2曲は、
「Dreams(夢で逢えたら)」と「ドリーム・ボーイ」のような関係になっているのではないでしょうか。

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「ドリーム・ボーイ」は、大滝さんがアン・ルイスのアルバムへ提供したオリジナル曲です。

同じアルバムの中で「夢で逢えたら」が「Dreams」というタイトルになり英語詞でカバーされています。

両曲はコード進行が同じで、重ね合わせて演奏すると、旋律が掛け合うように作曲されているんです。


たぶん、「雨のマルセイユ」と「 So Long 」も同じコード進行、同じ構成になっていて、同時に歌える双子のような相関になっているのではないのか?と予想してみました。


あくまでも、予想ですヨ。

RC-202004.jpg
頼みにしていたレコードコレクターズ誌にも、「So Long」について、「マイナー調」と書かれており、「この曲のどこがマイナー調やねん!?」と、かえってナイアガラの謎は深まるばかりでした。


こうなると、大滝さんの歌う「雨のマルセイユ」も聴いてみたいものです。

「Happy Ending」を聴く前から、ちょっと気が早いかな(笑)

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この記事へのコメント

高気圧ドリーミング・ボーイ
2020年03月20日 13:45
れんたろう様 こんにちは。

〉こうなると、大滝さんの歌う「雨のマルセイユ」も

さらには時系列的に大滝さんの「ポップスター」も聴きたい…

温存しているんでしょうかね。